トキショーです。
子どもに勉強を教えるとき、イライラしてつい怒ってしまった
こんな経験のある親御さんも少なくないのではないでしょうか。
私自身経営している学習塾の入塾面談の際にこういった発言をされる保護者様をたくさん見てきました。
そこで今回の記事では
子どもに勉強を教えるとき、「なぜわからないの?」とイライラして怒ってしまう
という方にむけて
・子どもに勉強を教えるときにイライラしないコツ
について解説していきます。
私自身19歳から塾講師・家庭教師のアルバイトを始めて、現在小学5年生から大学受験生を対象とした学習塾を経営していますので、このテーマについてわかりやすく解説する自信があります。
①塾講師の心理を知る
②それでもイライラするならプロにまかせる
① 塾講師の心理を知るとイライラせずに勉強を教えることができる
塾講師は勉強を教えることが仕事です。
勉強を教え、わかってもらい、試験での得点を上げることが仕事の成果になります。
そして、入塾時の生徒の成績は上位から下位まで、様々な層が入ってきます。
そんな仕事を楽しくやるコツは“初学者”であることを理解することです。
勉強を子どもに教えようとする時点で、あなたはその内容をある程度理解している自身があるはずです。
例えば、塾講師は因数分解の解き方は当然わかっています。
ただし、どれだけ勉強が得意な子どもでも初めて学ぶ内容はなかなかすんなりと受け入れることが難しいです。(もちろんプロはここをすんなりと受け入れられるような説明をしますが)
つまり、あなたにとっては何年も前に理解し、当然のように理解できている内容であったとしても、子どもにとっては初めて学ぶ内容であるということを頭に入れて勉強を教えてください。
何でわからないの?ではありません。受け入れられるのに時間がかかるだけです。
また、何回も同じ問題に躓く子がいると言いますが、成績の優秀な子であっても同様です。
ですが優秀な子は同じ問題を何回も解いています。超優秀な子は頭の中で理解したことを復習しています。
あなたが勉強を教える場合は同じ問題を何回も解くように指導してください。
わかるまで何回でも同じ問題を説明してあげることが必要ですし、それが出来ないのであれば②に進んでください。
② ①を理解してもイライラするなら勉強を教えることをやめる
本末転倒だと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、人には向き不向きがあります。
子どもと親であるあなた自身を疲弊させるだけなので、勉強を教えることをあきらめて学習塾や家庭教師をはじめとした教育機関に子どもの勉強を任せることを検討しましょう。
多くの親は子どもがやっている勉強を教えることが出来ないと感じ、子どもに勉強を教えないのです。
あなたも同じです。問題を解く事は出来るかもしれませんが、子どもに勉強を教えることが出来ないのです。
この事実を早めに理解しないと、子どもが勉強を嫌いになる可能性が出てしまいます。
勉強を教えることをやめても、子どもの学びへの理解はやめない
子どもの勉強の環境を整えるのは親であるあなたです。
子どもが何に悩み、どういった教育機関に通わせ、どのような進路を選ぶのか・・・
勉強を教えることをやめたとしても、あなた自身が子どもの学びについて考えていくことは変わりません。
自分で出来ることと出来ないことを選定し、あなたとあなたの子どもが能動的な学びを手に入れられることを願っています。
子どもの学び、まずは親から