大学受験

【大学受験】共通テスト2ヶ月前。最後に伸びる子の特徴3選+α

トキショーです。

大学入試センター試験から試験名称が大学入試共通テストに変わり、2度目の共通テストが2022年1月15(土)、16日(日)にやってきます。

いよいよ2ヶ月を切りました。

SNSでも大学受験に関する発信を目にしますが、その中で“逆転”というワードを目にします。

そこで今回は

 受験直前に劇的に成績を上げる子がいるけど、どういう特徴があるの?
 受験生の親が出来る行動はあるの?

という受験生(受験生の親)の方に

 受験直前期に伸びる子の特徴3選+α
 受験生の親が出来るサポート

を解説していきます。

19歳から塾講師・家庭教師のアルバイトを始めて、現在小学5年生~大学受験生を対象とした学習塾を経営していますから、このテーマについてわかりやすく解説する自信があります。

最後に伸びる子の特徴

①時間をさける
②心身ともに強い
③同じ行動・決まった行動が出来る
+α)相談できる人の存在

①時間は平等。試験までの時間で多くの時間を勉強に費やすことができる

言うまでもなく勉強時間の確保が必須です。

成績が良い人と悪い人が同じ時間勉強すると、差が開きます。成績が良い人の方が有効に学習することができますから、当然のことです。

伸びる子は勉強時間は誰よりも確保するという気持ちでいてください。

他に習い事があったり、遊びに行ったりと、やたら言い訳の多い生徒に遭遇しますが、はっきり言って成績は伸びません。

ただし、睡眠時間を削るのはNGです。食事と睡眠に関しては受験を戦う上で必要な行為ですから、そこだけは削らないようにしましょう。

週単位の勉強時間も今週よりも来週、来週よりも再来週といった感じで、週を重ねるごとに増やしていけるのが理想です。

というより、最後に伸びる子は勝手にそうなります。

明日は模試だから、雪が積もったから、言い訳はしなくてよいのでとにかく勉強時間を確保しましょう。

②ロスタイムを最少にするために、心と身体の体調管理は必須。

勉強をよく頑張っているけれど、体調を崩しやすい子がいます。

結局体調を崩している時間というのが勉強に捻出できる時間を少なくしてしまうのです。

身体が強いのはある種の才能ではありますが、自分の体調の変化に敏感になれるよう心掛けてください。

少し鼻水が出始めたからいつもより早く寝る。しっかり食事をとる。

といった感じで、風邪をひいても長引かせないような意識をしておいてください。

また、受験期は心が不健康になりがちです。

一日の中で人と話す時間を少しでも設けることをお勧めします。

家族でも友人でも、話していて気を遣わない人と話すのが良いでしょう。

③自分が決めた時間に決めた行動が出来る

これが結構重要だと思っていて、これからの時期にクリスマスや年末年始を挟むことになります。

イレギュラーなお誘いが受験生を襲うのです。友人だけでなく、家族から予定を入れられる可能性もあります。

成績を伸ばす子はこのあたりも自覚が高い印象があります。自分が何を優先すべきなのかも考えることが出来る子が成績を伸ばします。

うちの塾生の話ですが、最近「何曜日に息抜きしてるの?」と質問をしました。すると「月曜だけは22時に勉強を終えて寝る時間まで息抜きしてます」と即答してきました。

正直、“これから成績を伸ばすだろうな”と思いました。

成績を伸ばしたい受験生は来年のクリスマスや年末年始に二年分楽しむつもりで、今年は自分でしっかりと予定を立てることが大切です。

+α)不安になったときに相談できる人がいると心強い

成績を伸ばす子の中には自分の力でしっかりと成績を上げる子もいます。

しかしながら、人生で初めての大学受験ですから不安になって当然です。

家族・学校の先生・塾の先生・先輩、誰でもいいので、自分が不安になったときに相談できる人がいると心強いのかなと思います。

できれば、メンタルの部分と勉強の部分、両方とも相談できる人がいるといいですね。

受験生の親が出来ること

①子どもの時間を奪わない
②相談役になってあげる

①意外かもしれませんが、親であるあなたが時間を奪っていませんか?

これから親であるあなたにも年末年始がやってきます。

親戚への挨拶など、正月行事など考えるかもしれませんが、受験生の子どもに正月の行動はどうするのかを委ねてください。そして、どうしても親戚に挨拶などをしなければいけないご家庭であれば、最小限にしてあげてください。

ここまでの記事を読んでいただいたあなたであれば、いかに時間の捻出が重要であるかは理解できているはずです。

思考停止にならずに、子どもにどうしたいのか考えさせることも重要だと思います。

②特にメンタルの部分で、相談できる存在でいてください。

先に述べたように、大学受験は不安を感じることが多いものです。

不安になったときに親であるあなたしかかけてあげることの出来ない言葉があるはずです。

子どもが不安になったときに相談できるような存在でいてあげてください。

まとめ

受験生は時間の確保が必須
・親は子どもの時間確保に協力

大学受験のサポートは親の器の大きさを示すと思っています。

子どもの学び、まずは親から