雑記

先生の子どもはグレる?頭いい?上手くいく特徴3選と学力アップの秘訣

学習塾を経営している現役塾講師のトキショーです。

学校の先生の子ども教育という、なかなか触れにくいテーマについて書いていこうと思います。

普段他人の子どもを指導する立場の先生と言えども、自分自身の子どもを育てるのは話は別なのです。

そこでこの記事では

「生徒の教育と自分の子どもの教育のギャップに困惑するけど、他の人に相談できない」
「上手くいってる先生はどこが違うの?」

という方のために

上手くいっている先生の特徴
学力アップのために気を付けるポイント

をそれぞれ解説していきます。

19歳で塾講師・家庭教師のアルバイトをはじめ、現在に至るまで多くの学校の先生を親に持つ子どもの指導の経験から、わかりやすく解説する自信があります。

子育て上手な先生の特徴

①「子どもの前では教師じゃない」
②「自分から勉強を教えようとしない」
③「パートナーに勉強の事を任せる」

これらを1つずつ解説していきましょう。

① 子供の前では教師じゃない。自分の生徒と絶対比べない。

子どもは昼間に学校に通っています。

学校の先生であるあなたも、昼間に学校で自分が担当する生徒と関わっているはずです。

帰宅後は子どもは生徒から子どもに、あなたは先生から親に戻ることが大切です。

特に小中高、自分が関わる生徒たちと自分の子どもが同年代のときは注意が必要で、自分の子どもがかわいいあまり、子どもが思い描いたようなチカラを発揮できていないときに自分の生徒と比べてはいけません。

万が一自分の生徒と比べるような発言を子どもにしている人がいれば、直ちにやめた方がいいですし、今後一切そういった発言をしないことをオススメします。

自分の子どもと生徒を比べることがいけない。そんなことわかってるよと思う人が多数いらっしゃると思いますが、心の中でも比べていませんか?

子どもたちは敏感ですから、口に出さなくても感じるものです。

子どもが親にお父さん(お母さん)のクラスの生徒の事を訪ねてきたときも、注意が必要で、子ども自身が気にしている可能性がありますから、あまり詳細に答えない方がよろしいかと思います。

また、子どもを叱るときもあくまでも親として叱りましょう。学校の先生として生徒を叱るときと同じように叱っていませんか?

学校の先生を親に持つ生徒から何度かこういった相談を受けたことがあります。

② 自分から勉強を教えようとしない。担当科目であったとしても。

子どもが自発的に勉強を教わろうとしてきた時を除き、自分から勉強を教えようとしないというのもポイントかなと思います。

学校の先生でなくても親から勉強について触れられるのが嫌な子どもは多くいます。

それが勉強について触れるどころか指導までされるとなると、敬遠する子どもも少なくありません。

①でも触れたように、自宅ではあなたは親であり先生ではありませんから、図らずも家で先生モードにならないためにも気を遣ったほうが良いかと思います。

ただし自発的に勉強できる子の中には自分が先生の子どもであることをプラスにとらえて、勉強の仕方を相談したり、解いた問題の丸付けをしてもらったりしている子どももいます。

そういった子どもたちの学力はものすごいスピードで伸びている印象があります。

親である自分自身が勉強をしてきているため、自分が担当していない教科や学年の領域も教えることができると思われる先生をやっている保護者の方は少なくないのですが、特に大学受験の領域は近年出題傾向なども大きく変わってきていますし、最新の情報などをしっかりとリサーチしていないのであれば、介入しないほうが賢明かもしれません。

③ パートナーに子どもの勉強を任せる。両親が教育熱心だと心をすり減らす。

これは教員同士で結婚された方に特に多いのですが、お父さんお母さんの両方が教育熱心であるというケースです。

親が学校の先生であろうとなかろうと、両親ともに勉強について口うるさいと、子どもが勉強から離れていく傾向が見られると思っています。

事前に役割分担をして、どちらかは勉強の事をしっかりと見てあげて、どちらかはめったに勉強のことを話さないくらいの丁度良い距離感を模索してみてはいかがでしょう。

次は学校の先生が保護者のご家庭と面談をするときに、どういった子育てをされるのかよく質問するのですが、その中で共通する部分がありましたので紹介します。

勉強や読書のお誘いをしている

これです。先生のなかに読書を習慣としている人は夜の時間に一緒に子どもと読書をしたり、自宅で仕事などをする際に子どもと一緒に勉強したりしているご家庭がありました。

これは何件もありますので、使えると思います。

結局のところ、子どもに勉強を促すのであれば、まずは自分がやっている様子を見せるのが一番最短なのかなと思っています。

このブログのタイトルである、「子どもの学び、まずは親から」参考になれば幸いです。